人間ドックとは
自治体が行っているがん検診は年齢制限がありますので若い世代ほど検査内容が薄くなってしまう傾向があります。
そのため20歳以上なら受診可能で検査項目を自由に組み合わせることができる人間ドッグを受診する人もいるでしょう。
人間ドッグはがんの早期発見を目的として行われていますので費用が高くなるにしても受診する価値はあります。
ここでは人間ドッグでのがん検診について紹介していきますのでこれから受診することを検討している人は参考にしてみて下さい。
胃がん検診
自治体でも行っている胃がん検診。
胃がん検診は人間ドッグでも受診することが可能でバリウム検査か胃カメラのどちらかを選択することになります。
バリウム検査の方が手軽なイメージがありますが、がんの早期発見を重視するならやはり胃カメラ。
バリウム検査はX線撮影なので初期がんを発見するのが難しい部分があります。
しかし胃カメラはカメラを入れて胃を確認するので初期がんでもしっかり発見することができます。
またバリウム検査で再検査になった場合は胃カメラを受診することになるので手間を考えても胃カメラを選ぶのがおすすめです。
大腸がん検診
胃がん検診とともに定番となっている大腸がん検診。
人間ドッグでは便潜血検査、血液検査、大腸カメラの3種類を用意していますので選択することができます。
手軽さを考えると便潜血検査か血液検査になってしまいますが、確実性という点では少々の不安が残ります。
しかし大腸カメラはカメラを入れて大腸を確認するので初期がんでもしっかり発見することができます。
当日に診断してくれますので結果待ちをする必要もありません。
肺がん検診
喫煙者ほどリスクが高くなる肺がん。
人間ドッグでは肺がん検診を受診することが可能でコース化されているのが特徴。
胸部X線検査、胸部CT検査、喀痰細胞診などから複数の検査を受けることができます。
肺の疾患はがん以外もありますので見分けるのが難しい部分があります。
そのため人間ドッグでは複数の検査を受けて確認するのがおすすめです。
特に喫煙者の方は重要な検診でもありますので必ず受診するようにしましょう。